公開雑記に駄文補正

2025.03.15

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2006.11.28

久しぶりのジャンプ感想。
今週のジャンプは、最近面白い展開が続くワンピースが休載。
エムゼロにパンチラ要員が出来たとか、そういうことは二の次なのです。それより重要なこと、それは、２作品が打ち切られた事実。

斬とOVER TIMEです。

ジャンプ読者は、いつ打ち切られてもおかしくないこれらの作品が、いつ打ち切られるのかドキドキ。それが今週、ついに連載終了を迎えました。

次週はHAND'Sが伝説の10週打ち切りを喰らうらしく、P2!を残して新連載陣は殆ど切られてしまうようです。

OVER TIME

中だるみしまくっていたこの作品。王道を行き過ぎた、といった意見もちらほら見かけましたが、最近の展開は個人的に面白く感じていました。
まぁ、最近面白くなったのでは遅かったらしく、あえなく撃沈。

最終回もこれまた王道の『俺たちの戦いはここからだ！』のようなものでした。ここからが俺の延長戦だと書かれていました。

……齢16にして、ここからが延長戦って……人生の区切りを決めるのが早すぎるような気もしますがね。

絵は綺麗だと思いますし、今度また連載を獲得出来た時にはストーリー面をしっかり固めてからリベンジしてほしいところ。巻末コメントの内容を是非守っていただきたいです。

斬

始まりは終わりの始まり。そんな言葉もありますが。
斬という作品は、連載開始から間もなく終わりの始まりを感じさせてくれました。

前回までに斬は、討条からの攻撃を受けて左目が完全に見えなくなり大ピンチに。今回はその続きで、そこへ月島さんと刺々森が駆けつけてきます。
斬の傷を見て戦いを止めようとする月島さん。しかし、変身した斬は彼女の言うことを聞かず、戦いを続けます。

斬は思案します。どうすればこの強敵に勝てるのかを。半ページに渡って、じっくり考えます。
そして、斬が導き出した答えは――

ここは信じるしかない！　自らの力を！！

じっくりと何を考えていると思いきや、作戦なんて微塵も考えずに突撃。さすがは武士！

対して討条。秘剣・居合い返しで迎撃しようと構えます。
居合い返しなる技を繰り出そうとする討条。これ、剣聖ツバメで見た燕返しと同じだなぁ、きっと。~~オリジナリティを出さない方がカッコイイ名前だったように思えます。~~

斬と討条、互いの剣が交錯しようとする、その時。一人の少女が

いてもたってもいられず、斬の苗字を叫びながら~~クシャミ~~泣き出してしまいます。

しかし、これが励みになったのか。斬は見事、討条に勝利します。
斬の決めの攻撃は、

おそらく杉田先生が気に入っているであろう刀と鞘の二刀流でした。
そして、例のごとくと言うか何と言うか、討条による斬の攻撃の解説が丸々１ページ、７コマ（多分）193文字に渡り述べられておりました。

討条との激戦の末、勝利を獲得した斬。しかし

危篤状態に陥ります。最後まで健在、杉田節。
そして、２コマに分けられ意味深な月島さんの涙。

そして…そして……！

斬は冥界の入り口へと旅立ったのです。

それから月日は流れ、一ヶ月後。
討条は崖から学校を見下ろし、そして学校に背を向けます。何を意味しているのか、私には理解不能でした。
学校の屋上では、すっかり仲良くなった（？）貫木、刺々森、月島さんが雑談中です。そんな中、校門の人影に気付く月島さん。

その人影こそ、我らが村山斬！　生きてたのか！
一ヶ月と言う月日で、貫木より酷そうだった左目の傷が完治していました。跡すら残っていません。それなんてBJ？
そして〆。

僕はこれからも頑張っていきたいと思う……本物の武士になる為に！！

……ふちぐらい定規使いましょうよ…。
というか、だ。斬が自分から頑張ったことなんて月島さん救出編以外にあっただろうか。と言うか、この救出戦も自分から動いたかどうか思い出せないのですが。

煽り（というのかな？）も、『村山斬よ、永遠に……！』と、よくわからないものでした。最後の最後で難問を出されて、非常に困惑。

さて、斬なぁ……と表紙を読み返して見れば。